風流無くてなゝくせ 遠眼鏡
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葛飾北斎|風流無くてなゝくせ 遠眼鏡
大判錦絵 享和期(1801–1803)頃
北斎の錦絵としては非常に珍しい美人大首絵。婦人と娘が郊外での行楽の最中に、遠眼鏡を覗き込んでいます。「ななくせ」という表題から当初は7枚揃いの組物だったと推定されます。「可候画」の落款があり、北斎が享和年間に用いた画号、戯作号であるので、本作が制作されたのもこの頃と考えられます。
大判錦絵 享和期(1801–1803)頃
北斎の錦絵としては非常に珍しい美人大首絵。婦人と娘が郊外での行楽の最中に、遠眼鏡を覗き込んでいます。「ななくせ」という表題から当初は7枚揃いの組物だったと推定されます。「可候画」の落款があり、北斎が享和年間に用いた画号、戯作号であるので、本作が制作されたのもこの頃と考えられます。