躍動するアジア陶磁 ―町田市立博物館所蔵の名品から―
2025年7月12日(土)〜9月23日(火・祝)
1973年に開館した町田市立博物館(現在は休館中で2029年春に[仮称]町田市立国際工芸美術館として開館予定)は、日本屈指の東南アジア陶磁と、優れた中国陶磁コレクションを所蔵することで知られています。本展では、その中から厳選された中国と東南アジアの陶磁器、合わせて135件を紹介します。東南アジアでは、多くの王朝や民族が盛衰を繰り返し、多様な文化が形成されてきました。特に大陸部(現在のベトナム・カンボジア・タイ・ミャンマーなど)では、主に中国の影響を受けながら陶磁器が生産され、それぞれの民族性や文化を反映した独自の表現がみられます。本展ではこうした個性的な表現のもととなった技法や彩色表現に注目し、ダイナミックに展開したアジア陶磁の魅力にせまります。
記念講演会
「色と形でみる、アジア陶磁器の躍動する歴史!」
- 2025年7月12日(土)13:30 ~ 15:00
- 講師 新井崇之氏(町田市立博物館学芸員)
- 会場 本館講座室
- 聴講無料、事前申し込み不要
ギャラリー・ツアー(担当学芸員による作品解説)
- 会期中 毎週日曜日 11:00 ~ 12:00
- 事前申し込み不要(要観覧券)
キッズ体験コーナー「萩美でアジア体験!」
- 展覧会の期間中、萩美術館のエントランスに東南アジアのおもちゃや楽器、衣服、生活雑貨を手に取って遊べるコーナーを設置します。子どもから大人まで楽しめる、カラフルで不思議な世界にGO!
[協力]福岡市立博物館
関連展示 コレクション展「アジア陶磁の茶道具―取り合わせの楽しみ」
- 期間:6月24日(火)~9月28日(日)
- 会場:本館展示室2
開催概要
展覧会名 | 躍動するアジア陶磁―町田市立博物館所蔵の名品から― |
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会期 | 2025年7月12日(土)〜9月23日(火・祝) |
開館時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
観覧料 | 一般 1,200円(1,000円) 学生・ 70歳以上1,000円(800円) 18歳以下無料
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主催 | 躍動するアジア陶磁展実行委員会(山口県立萩美術館・浦上記念館、毎日新聞社、tysテレビ山口) |
後援 | 山口県教育委員会、萩市、萩市教育委員会 |
協力 | 町田市立博物館 |
特別協力 | エフエム山口 |
企画協力 | AsHI |
休館日 | 7月14日(月)、22日(火)、28日(月)、8月12日(火)、18日(月)、25日(月)、9月8日(月)、16日(火)※9月22日(月)は開館 |
展示作品例

黒褐釉兎形壺 クメール 12~13世紀(右)





