色絵花鳥文皿 いろえかちょうもんさら
- 日本・有田 江戸時代 17世紀
- 当館蔵
九州・肥前窯(佐賀県)で作られた柿右衛門様式の色絵磁器の皿です。内側の側面には大らかな牡丹文が描かれ、見込みには巧みに屈曲する枝ぶりの梅風の花と相呼応する番いの鳥が余白を生かしながら赤、青、緑、黄色の上絵付けで華麗に描かれています。
本作と似た柿右衛門様式の色絵磁器の皿がイギリスの貴族の城館に伝来しており、本作もイギリスのコレクションにあったもので、17世紀後半にはヨーロッパに輸出されたものと思われます。こうした白地を生かした繊細優美な日本の色絵磁器が当時のヨーロッパの王侯貴族に高い評価を得ました。
2026年3月31日(火)から2026年5月24日(日)まで
コレクション展・東洋陶磁「色絵磁器の美」にて出品
コレクション展・東洋陶磁「色絵磁器の美」にて出品