山口県立萩美術館・浦上記念館について
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当館について
山口県立萩美術館・浦上記念館は、萩市出身の実業家であった浦上敏朗氏(うらがみ としろう、1926-2020)が、ご自身が蒐集された美術コレクションを県に寄贈されたことを契機に、1996(平成8)年に開館しました。
また、2010(平成22)年には、400年の歴史を有する萩焼などをはじめとした陶芸の振興を目的に陶芸館を増築しております。
当館ではこれまでに、浦上コレクションの核となる「浮世絵」と「東洋陶磁」、萩焼を中心とした「陶芸・工芸」に関連する芸術文化の発信拠点施設として、また、世界遺産のまち・萩における象徴的文化施設として、様々な特色ある展覧会等を開催してきました。
今後もこうした美術館活動を一層充実させることで、人々の交流を促進し、心豊かで活力のある地域づくりや、やまぐちの文化力の創造に貢献します。さらには、外国人観光客向け旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で県内最高ランクの二つ星の観光施設として紹介された実績も活用しながら、国内外の観光客が気軽に美術鑑賞できる「文化観光」の推進にも取組んでまいります。
建築概要
本館
設計・監理 | 丹下健三・都市・建築設計研究所 |
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工期 | 1994(平成6)年10月21日 ~ 1996(平成8)年3月27日 |
開館 | 1996(平成8)年10月14日 |
構造 | 鉄筋コンクリート造/地下1階・地上2階 |
敷地面積 | 11,386.2m2 |
建築面積 | 3,194.2m2 |
延床面積 | 5,177.8m2 |
陶芸館
設計・監理 | 金子信建築事務所 |
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工期 | 2008(平成20)年10月14日 ~ 2010(平成22)年3月23日 |
開館 | 2010(平成22)年9月11日 |
構造 | 鉄筋コンクリートおよび鉄骨鉄筋コンクリート/地下1階・地上2階 |
敷地面積 | 2,515.0m2 |
建築面積 | 1,450.1m2 |
延床面積 | 2,417.9m2 |
沿革
山口県は、1993(平成5)年5月に、萩市出身の実業家 浦上敏朗氏(うらがみ としろう、1926-2020)から、2,000点を超える浮世絵や東洋陶磁等のコレクションの寄贈を受けました。このことを契機として、浦上氏の郷里・萩市に山口県立萩美術館・浦上記念館が設置されました。
1993(平成5)年5月 | 山口県立萩美術館・浦上記念館(仮称) 整備基本構想策定 |
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1993(平成5)年6月 | 山口県立萩美術館・浦上記念館(仮称) 建設基本計画策定 |
1994(平成6)年10月21日 | 着工 |
1996(平成8)年3月27日 | 竣工 |
1996(平成8)年10月14日 | 開館 |
2007(平成19)年4月 | 博物館に相当する施設の指定 知事部局移管 |
2008(平成20)年10月14日 | 陶芸館増設 着工 |
2010(平成22)年3月23日 | 陶芸館増設 竣工 |
2010(平成22)年9月11日 | 陶芸館開館 |
2011(平成23)年4月 | 指定管理者制度導入(サントリーパブリシティサービス株式会社) |
2016(平成28)年4月 | 指定管理者第2期(サントリーパブリシティサービスグループ) |
2021(令和3)年4月 | 指定管理者第3期(サントリーパブリシティサービスグループ) |