兵庫陶芸美術館所蔵 赤木清士コレクション 古伊万里のモダン 華麗なるうつわの世界
2024年4月27日(土)〜6月23日(日)
日本最初の磁器である伊万里焼は、17世紀初頭に肥前有田(佐賀県有田町)で生産が始まります(江戸時代に生産された伊万里焼は〈古伊万里〉と呼ばれます)。
半世紀後には欧州などに輸出され大変な人気を博し、17世紀末には国内外に〈古伊万里〉のブランドを決定づけた豪華絢爛な古伊万里金襴手様式が現れました。
18世紀半ばになると海外輸出も終焉をむかえ国内市場に目を向けた伊万里焼は、同時代の多様な好みや変化を敏感に捉えながら、時代の流行(モダン)を追い求め、その姿を変えていきます。
さらに、明治維新を経て、近代国家へ生まれ変わろうとする動きの中で、磁器についても西欧近代(モダン)の新しい素材や技術が取り入れられました。
本展覧会では、時代の変化を敏感に捉え、モダンに生まれ変わっていく〈古伊万里〉を中心に、明治以降の伊万里焼も含めた約100件の作品でその魅力に迫ります。
記念講演会
「江戸から明治へ:赤木清士コレクションに見る陶磁器の近代」
- 2024年4月27日(土)13:30 ~ 15:00
- 講師 村上ふみ氏(兵庫陶芸美術館 学芸員)
- 聴講無料、事前申し込み不要
ギャラリー・ツアー(担当学芸員による作品解説)
- 会期中 毎週日曜日 11:00 ~ 12:00
- 事前申し込み不要(要観覧券)
開催概要
展覧会名 | 庫陶芸美術館所蔵 赤木清士コレクション 古伊万里のモダン ー 華麗なるうつわの世界 |
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会期 | 2024年4月27日〜6月23日(日) |
開館時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
観覧料 | 一般 1,200(1,000)円 学生 1,000(800)円 70歳以上の方 900(700)円 開催中のコレクション展もご覧いただけます。
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主催 | 古伊万里のモダン展実行委員会(山口県立萩美術館・浦上記念館、毎日新聞社、tysテレビ山口) |
後援 | 山口県教育委員会、萩市、萩市教育委員会 |
特別協力 | エフエム山口 |