黒彩器―相― こくさいき-そう-
渋谷英一 しぶやえいいち
- 2016年
- 当館蔵(現在形の陶芸萩大賞展Ⅳ実行委員会寄贈)
「黒彩器」は、渋谷が制作する作品の代表的なもので、白と黒の色彩をベースにさまざまな形を作るシリーズです。本作品は、器の形で言うならば大鉢となるのですが、そういった既成概念におさまらない新しい造形を見せています。アシンメトリーなフォルムというだけで斬新ですが、この魅力はその点ではなく、実際に作品を見て、正面のみでなく横から、または斜めから・・と、さまざまな方向から鑑賞することで、すべてが違った表情を見せ、その完成度の高さに本当のおもしろさがあるのです。造形とリンクした黒の配色も考えられており、作品と向き合いながら彩色したことがうかがえる点は「黒彩器」の名にふさわしい作品となっています。
2026年1月17日(土)から2026年4月26日(日)まで
コレクション特別展・陶芸「萩焼の現在形」にて出品
コレクション特別展・陶芸「萩焼の現在形」にて出品