梅に鷹 うめにたか
歌川豊広 うたがわとよひろ
- 文化~文政12年(1804~1829)
- 間短判錦絵2枚続
- 当館蔵
清らかな気品に満ちた花鳥画です。鷹や鷹狩の様子を描いた図は、武芸や権力の象徴として武家に好まれ、室町時代の水墨画や障壁画に描かれました。浮世絵師の歌川豊広(1765-1829)が描いた「梅に鷹」にもその伝統的な図柄が踏襲されています。早春に先駆けて咲く梅と気高い鷹は、理想的な君主あるいは人物を象徴すると読み解かれます。絵師の歌川豊広(1765-1829)は、歌川広重(1797-1858)の師として知られ、上品な美人画を得意とし、風景画と花鳥画も少なからず手がけました。後者二つのジャンルは広重によって天保期(1830-1843)に大成されます。
この作品は、現在展示していません。
設備改修工事のため、展示室1(浮世絵)は休室しています。
浮世絵は、特選鑑賞室にて東洲斎写楽「三代目市川高麗蔵の新田義貞」実は小山田太郎高家」をご覧いただけます。