新形三十六怪撰 皿やしきお菊の霊 しんけいさんじゅうろっかいせん さらやしき おきくのれい
月岡芳年 つきおかよしとし
![画像:[新形三十六怪撰 皿やしきお菊の霊]の画像](https://hum-web.jp/wp/wp-content/uploads/2025/06/sarayashiki-h.jpg)
- 明治23年(1880)
- 大判錦絵
- 当館蔵
一枚、二枚、三枚…。皿屋敷は日本を代表する怪談の一つです。
お菊の幽霊は夜な夜な井戸の傍でお皿を数えますが、十枚あるはずのお皿が一枚足りず、悲しみに暮れている様子です。お菊には足が無く、身体は半透明。背景の井戸や雑草が透けて見えています。
2025年5月20日(火)から6月22日(日)まで
コレクション展・浮世絵「月岡芳年 新形三十六怪撰」にて出品
コレクション展・浮世絵「月岡芳年 新形三十六怪撰」にて出品