山口県立萩美術館・浦上記念館|山口県萩市

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風俗三十二相 いたさう 寛政年間女郎の風俗 ふうぞくさんじゅうにそう いたそう かんせいねんかんじょろうのふうぞく

月岡芳年 つきおかよしとし

画像:[風俗三十二相 いたさう 寛政年間女郎の風俗]の画像

 作品タイトルの「女郎」とは、遊女のこと。遊女たちは、恋人への愛が真剣であることを証明するために、刺青(いれずみ)を入れることがありました。
 まさに今、刺青を入れているようです。遊女の左腕には、「さう」の文字が彫られていきます。手拭いを噛みしめて、針の痛みをこらえています。こめかみや耳元の髪の毛も乱れて、とても痛そうです。

2025年6月24日(火)から7月27日(日)まで
コレクション展・浮世絵「月岡芳年 風俗三十二相」にて出品

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