風俗三十二相 いたさう 寛政年間女郎の風俗 ふうぞくさんじゅうにそう いたそう かんせいねんかんじょろうのふうぞく
月岡芳年 つきおかよしとし
![画像:[風俗三十二相 いたさう 寛政年間女郎の風俗]の画像](https://hum-web.jp/wp/wp-content/uploads/2025/06/ippin_20250701_h653.jpg)
- 明治21年(1888)
- 大判錦絵
- 当館蔵
作品タイトルの「女郎」とは、遊女のこと。遊女たちは、恋人への愛が真剣であることを証明するために、刺青(いれずみ)を入れることがありました。
まさに今、刺青を入れているようです。遊女の左腕には、「さう」の文字が彫られていきます。手拭いを噛みしめて、針の痛みをこらえています。こめかみや耳元の髪の毛も乱れて、とても痛そうです。
2025年6月24日(火)から7月27日(日)まで
コレクション展・浮世絵「月岡芳年 風俗三十二相」にて出品
コレクション展・浮世絵「月岡芳年 風俗三十二相」にて出品