山口県立萩美術館・浦上記念館|山口県萩市

東洋陶磁

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開催中のコレクション展

浦上コレクション 東洋陶磁の美

2024年7月9日(火)~12月22日(日)

 当館所蔵の東洋陶磁コレクションは、その大部分が萩市出身の実業家で美術コレクターであった浦上敏朗氏(1926-2020)によって作り上げられたものです。中国・朝鮮の古陶磁を核にしたこのコレクションは、現代絵画や浮世絵の鑑賞で鍛えられた浦上氏の審美眼を通して蒐集され、どれも魅力ある美しさを放つ作品が選びだされており、近代以降に古陶磁を純粋な美術鑑賞の対象として捉えた「鑑賞陶磁」の性格を持つコレクションといえます。
 本展では、新石器時代の土器から明時代の法花にいたる中国陶磁と、高麗時代の翡 色青磁から朝鮮時代の青花磁器にいたる朝鮮陶磁の中から、浦上コレクションの東洋陶磁の精華ともいうべき優品を厳選し紹介します。

今回は、本館の設備改修工事のため、通常とは趣を変えて陶芸館にて展示をします。

出品目録(PDF)

ギャラリートーク(担当学芸員による作品解説)

  • 2024年8月10日(土)11:00~(約30分)
  • 事前申込不要(要観覧券)
画像:《青花鳳凰文瓶》
中国 元時代 14世紀
当館蔵(浦上敏朗氏寄贈)
《青花鳳凰文瓶》
中国 元時代 14世紀
当館蔵(浦上敏朗氏寄贈)