忠臣蔵
2025年11月26日(水)~12月21日(日)
元禄15年(1702)12月、大石内蔵助【おおいしくらのすけ】ら赤穂浪士【あこうろうし】 47名が、本所【ほんじょ】の吉良上野介【きらこうずけのすけ】の屋敷に討ち入り、亡君・浅野内匠頭【あさのたくみのかみ】の恨みを晴らすという事件が起こります。この赤穂事件は人形浄瑠璃や歌舞伎に脚色され、さまざまな演目が上演されていきます。なかでも、寛延元年(1748)に人形浄瑠璃として初演された「仮名手本忠臣蔵【かなでほんちゅうしんぐら】」は、仇討【あだう】ちに関わる人々の葛藤や苦悩、人間の生死、恋愛を丁寧に描いて圧倒的な人気を博し、浮世絵の画題としても定着していきました。
今回は、浮世絵に描かれた「忠臣蔵」をお楽しみいただきます。
ギャラリートーク(担当学芸員による作品解説)
- 2025年12月13日(土)11:00~(約30分)
- 事前申込不要(要観覧券)
《仮名手本忠臣蔵 五段目》
文化3年(1806) 横大判錦絵