萩美百華
2025年1月2日(木)〜4月13日(日)
「萩美百華」は、当館においては、いつもとは少し趣を変えた展覧会です。
たとえば同時開催の「茶陶 萩」は、萩焼の茶陶のみを展示し、じっくりと紹介するもの。一方、この「萩美百華」は中国、朝鮮、日本の古陶磁や、近現代の陶芸、山口県ゆかりの作家による硯、金工、漆芸といった工芸も含め、いろんなジャンルを横断し、作品をご覧いただくものです。
もちろん、萩美の〈百華展〉ですから、当館が収蔵する、選りすぐりの作品を展示するのは当然のこと。選りすぐりの作品のなかでも特に、桜や牡丹、蘭、椿など、四季折々の〈花〉を一堂に展示し、それぞれの魅力を同時にご堪能いただける、軽やかで、華やかな展覧会になっています。
異なるジャンルの作品を一堂に展示することで、各作品がどのように花を表現しているか、それぞれの素材が花の装飾にどのように影響しているのか、また、作品の造形と花の装飾がどのように調和しているのか、比較することでわかる作品の魅力についても紹介します。
ギャラリートーク(担当学芸員による作品解説)
- 2025年2月22日(土)11:00~(約30分)
- 事前申込不要(要観覧券)