光線画の時代―小林清親
2026年8月25日(火)~9月13日(日)
小林清親(1847~1915)は、幕末・明治期にもたらされた西洋絵画や写真、印刷などの表現に学んだ陰影法や明暗法などの手法を用いて、光と影を合理的に表現する「光線画」という新しい様式の風景版画を確立しました。
明治9年(1876)に版元の松木平吉から、未だ江戸情緒が漂う東京の開化風景を主題にした5点の作品を発表後、版元を福田熊次郎へと変え、明治14年(1881)まで93図を手がけました。それらは後に「東京名所図」という一連のシリーズとみなされ、清親の代表作とされています。
今回は同シリーズを中心にご紹介します。浮世絵版画の伝統的な木版技術と西洋の表現を融合させた、光線画の新しい表現をお楽しみください。
ギャラリートーク(担当学芸員による作品解説)
- 2026年9月12日(土)11:00~(約30分)
- 事前申込不要(要観覧券)
《東京新大橋雨中図》
明治9年(1876) 横大判錦絵