歌川国芳Ⅱ
2025年10月28日(火)~11月24日(月・休)
歌川国芳(1797 ~ 1861)は、同じ歌川派の国貞や広重と並び幕末の浮世絵界をリードした浮世絵師です。水滸伝ブームに乗じた連作が大好評となり、「武者絵の国芳」として不動の人気を博しました。その後は幅広い画題を手がけ、卓越した個性を発揮します。
今回は国芳を2回の展示にわたりご紹介します。後半Ⅱでは、洋風表現を駆使した近代的な感覚にあふれる風景画や、市井の女性たちの屈託ない色香を描いた美人画、芝居の演出までも描き込んだ役者絵など、定番の画題を中心にご紹介します。
ギャラリートーク(担当学芸員による作品解説)
- 2025年11月8日(土)11:00~(約30分)
- 事前申込不要(要観覧券)
《東都名所 するがだひ》
天保(1830~1843)初期 横大判錦絵