吉田博の風景版画
2026年4月28日(火)~5月24日(日)
明治から昭和にかけて活躍した吉田博(1876~1950)は、小山正太郎が率いる画塾不同舎で洋画の研鑽をつみ、結成から関わった太平洋画会で活躍し、官展では審査員もつとめた風景画家です。幾度も外遊して国際的な評価も高く、また山岳画家としても知られています。大正期以降の後半生は、木版画家としても精力的に活躍しました。
新版画運動を提唱する版元、渡邊庄三郎と知遇を得たこと、そして米国での新版画の好評が追い風となり、3度目の外遊から帰国した大正14年(1925)からは、彫師【ほりし】と摺師【すりし】を自らが監督する私家版を「自摺【じずり】」と称して制作しました。洋画家として磨いた技術や感性が創造する新しい版画表現をお楽しみください。
ギャラリートーク(担当学芸員による作品解説)
- 2026年5月9日(土)11:00~(約30分)
- 事前申込不要(要観覧券)
《光る海》
大正15年(1926) 多色摺木版